花期:7月〜10月
東アジアに分布
本州、四国、九州
日当たりの良い土手や荒れ地などに自生する雌雄別株の多年草。名前に由来はイタドリ(痛取り)の意味で、若葉を揉んで切り傷などの患部に塗ると出血を止め痛みを和らげる作用があることから。
茎は太く中空で紅色の反転がある。葉脈から枝を伸ばし、その先に円錐花序を出し、小さな淡黄色の花を多数つける。花被は5深裂する。葉は互生し、葉身は5〜15cmの卵型から長卵型で先がたがる。
冬期は地上は枯れて地下部のみが越冬する。新芽は酸味があり食用になる。
イタドリは変化が多く高山性で小型のものはベニイタドリ(紅虎杖)、産地の砂漠地に生える大型のオオイタドリがある。
0 件のコメント:
コメントを投稿